更年期特有に性交痛に悩む女性も多い

セックスのときの痛みを性交痛といいますが、40歳ぐらいからこの性交痛を訴える女性が増えてきます。

これはエストロゲンの分泌が減ることで、膝内の潤いが減り、セックスの刺激によって、痛みを生じるようになるからです。

性交痛は大豆製品などでイソフラボンを積極的にとり人れたり、HRT(ホルモン補充療法)を行うことでなくなる人もいます。

また更年期ならば漢方薬の加味逍遙散、更年期以降ならば牛車腎気丸も性交痛に効果があります。

潤滑剤を使う方法もあります。

痛いからといって、セックスをあきらめずに、定期的に試してみることをおすすめします。

ホルモン分泌の状況により、性交痛はよくなったり悪くなったりするからです。

腔は使わないでいると年齢とともに萎縮していきますが、セックスをしているとそれを防止することができます。

また女性ホルモンの減少をゆるやかにする効果も期待できます。

実際に、セックスをしている人とそうでない人は、見た目の若さに違いが出るともいわれています。

心身の老化防止のためにも、パートナーとのセックスをもう一度考え直してみるといいでしょう。

パートナーとの気持ちのすりあわせが大切

「セックスは何歳ごろまでするものなの?」そんな疑問をもっている人はいませんか。

閉経したらもうセックスはしなくなると思っている人もいるようですが、セックスは何歳までというきまりはありません。

実際に80歳を過ぎてもセックスを楽しんでいるカップルはいます。

更年期以降の性生活において、パートナーの要求に応じられない、応じたくないという女性は多いようです。

またその逆で、男性観がまったく性交渉を望んでこないケースもあります。

セックスレスといっても、おたがいにセックスをしないでかまわないという考えならば、もちろん無理に行う必要はないでしょう。問題なのは、どちらか片方がセックスを望んで、もう片方が望まないケースです。

これがきっかけとなって、気持ちのずれが生じることもあります。

更年期に限らず、性欲が強い弱いは、人によって大きな幅があります。

それは男性よりも女性のほうが大きいといわれています。

女性がどうしてもセックスをしたくないという気持ちの根底には、愛情の有無があります。

この人とはしたくないという気持ちの6~7割は心理的な原因が考えられます。

ほかに女性ホルモンの減少により、性的意欲が落ちていることもあるかもしれません。

まずはパートナーとよく話しあい、これから先の生活をともにするうえで、おたがいの気持ちを理解しあう努力が必要です。

性欲低下=やる気低下なら、問題あり

以前より性欲が減ったという人は、性欲が減退した=女性ホルモンが減った、あるいは足りていない、というわけではありません。

よくいわれるのは、「女性は年齢とともに性欲が増してくる」という説で、俗に「30させ頃、40し頃」などといわれています。

30代の女性は、男性のほうがはしがる年頃で、40代女性は女性自らがはしがるという話です。

とはいっても、性欲は人それぞれで、ピークを迎える年齢も十人十色です。

年齢を重ねれば重ねるほど性欲が増す人もいれば、どんどん興味を失っていく人もいます。

もともと興味が薄い人もいれば、興味も関心も人一倍高く、実行力も強い人もいますから、一概にはいえないのです。

ただ、ここで問題になるのは、性欲の低下=やる気の低下、であるかどうか、です。

ストレスが大きくて、いろいろなものに興味を失っている、やる気が起こらないのだとすれば、ホルモンバランスにも影響している可能性が考えられます。

心因性の意欲低下であれば、自律神経やホルモンバランスも乱れていることが想像できますから、ひとつの目安、サインとして、性欲低下があげられるのです。

以前と比べて、明らかに性欲が減退している人、性欲だけでなく、新しいことに興味が持てない、日常生活そのものにやる気が起こらない、という人は、ひとつのサインだと思ってください。





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