知らぬ間に摂りすぎている塩分に注意

統計によれば、日本人は1日に平均12~13グラムの塩分を摂取しています。

目標値から見れば、かなり摂り過ぎの量です。

この背景には、海に囲まれ古くから海産物に親しんできたことや、味噌や醤油などの伝統的な調味料を使う食文化があるのでしょう。

日本人の塩分摂取は、約7割が調味料から、約3割が魚介類加工品、小麦加工品、漬物などの食品から、と報告されています。

調味料というのは、いわゆる「塩」だけでなく、味噌や醤油などに含まれる塩分も人っています。

味噌には大さじ1杯(味噌汁2杯分)で約2・2グラム、醤油には大さじ1杯で約2・6グラムの塩分が含まれています。

和食はヘルシーだとして世界的に注目を集めていますが、塩分については従来の食事のままでは摂り過ぎになってしまうことが多いのです。


●塩分の多い食品

食パン・ベーグル・はんぺん・かまぼこ・さつま揚げ・明太子・ハム・ベーコン・梅干しなど。

塩分は保存性を高める目的で、加工食品にも多く使われています。

また、隠し味として旨味などを感じさせる効果もあるため、外食やテイクアウトなど嗜好を重視する食事にも多分に含まれています。

特に、おでんなどの煮物や煮魚などの「煮る」料理に多く使われる傾向があります。

煮物を食べる時は、少しでも塩分摂取量を減らすために、せめて煮汁は残すようにしましょう。

無理なく塩分の摂取量を減らすには、まず、上記の塩分の多い食品を減らし、次に調味料の使い方を工夫します。

例えば魚介類なら、練製品や開き干しなどの加工品を避け、生魚を選び、刺身で食べたり自分で料理して塩分を調整したりすると、減塩しやすくなります。





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