免疫力を高める優れた食べもの

毎日の食事で免疫を高めるには、どのようなものをとればいいのでしょう。

いちばん重要なのが、いろいろな食品をバランスよく食べることです。

2つ目が、良質のタンパク質、アミノ酸をとることです。

免疫細胞を強化するには、アミノ酸をしっかりとることが必要だからです。

タンパク資源としては、肉や魚のどちらでもかまいません。

良質なタンパク源としては卵もおすすめ。また、大豆や大豆加工食品でもかまいません。

この2つを考え方の大きな柱として、具体的に免疫を高める食事のとり方を説明しましょう。

 

1.キノコ料理を1日1皿とる

キノコ類には、免疫を高めるβグルカンという成分が非常に豊富です。

細かくいえば、キノコの種類によって合まれるβグルカンの種類とその働きには違いがあります。

治療が目的の場合は、患者さんに合うキノコを選びますが、料理として食べるのであれば、種類は問いません。

シイタケ、シメジ、エノキダケなど身近なキノコでいいので、1日1皿はキノコ料理をとるようにしましょう。

 

2.海草を主体に、ぬめり成分を持つ食品を積極的にとる

海草などのぬめり成分には腸内の細菌叢をきれいにして、腸内の免疫を強化する働きがあります。

また、海草に合まれるフコイダンという成分は、ガンに栄養を送る血管ができるのを抑えたり、ガン細胞を自殺へと追い込む効果があります。

 

3.活性酸素をとり除く効果の高い食品をとる

ビタミンE、C、B2を多く含む食品と、微量元素(特にゲルマニウム、亜鉛、銅、鉄)を多く含む食品の、何かひとつを含むもの、欲をいえば両方の成分を含んだものがおすすめです。

食材でいえば、ニンニク(ゲルマニウムを多く含む)。ニンニクはアメリカで発表されたガン予防に役立つ「デザイナーズフーズ」のなかで頂点に立つほどすばらしい力を持っています。

亜鉛が多いという点では、牡蝸もおすすめです。

 

4.発酵食品をとる

発酵食品には、Th1とTh2細胞が分かれるときのスイッチである樹状細胞を刺激する効果があります。

この刺激が弱いとTh1にT細胞が行かず、Th2のほうにばかり行くので、ガン細胞がどんどん増殖してしまいます。

発酵食品はこの樹状細胞を刺激して、Th1とTh2のバランスをよくする効果があるのです。

とりわけ、発酵食品のなかでおすすめなのがぬか漬け。

しかも、自宅のぬか床で漬けた物の効果が高いのです。

なぜなら、その家庭内にしかない、いい細菌が漬物を作る人の手についているからです。

その手でぬか床をかき混ぜることにより、乳酸菌がどんどん発酵して体にいい成分を持つようになるのです。

漬物以外では、ヨーグルト、納豆、パン酵母などもおすすめです。パン酵母はキノコ類に多いβグルカンも豊富なので、この点でもおすすめの食品といえます。

 

これが、老化を防ぐために必要な食事

老化とは、人間は食物を細胞の中で効率良く燃やして(酸化して)、生きていくために必要なエネルギーを作っています。

この時、燃焼に必要な酸素の一部が、他の物質と反応しやすいい活性酸素となり、生体内の成分を「酸化」という形で傷害してしまいます。

この酸化作用から身を守るため、抗酸化物質が体内で働いていますが、完全には防御することはできません。

この防御できない傷害が蓄積され、酸化ストレスこよる細胞の錆び付き状態が進行することとが、老化の原因と見られています。

ですから、酸化作用から身を守る、抗酸化物質を食事から摂取すれば老化予防になるのです。


では、抗酸化物質が摂れる食べ物とは何でしょう。

抗酸化物質を摂る食べ物といえば、ニンジン、ほうれん草、トマトです。

イの一番はニンジン。ニンジンには、食物繊維はもちろん、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、さらに鉄分やカリウム、カルシウムといったミネラルを多く含んでいます。

まさに、病気を寄せつけない体をつくるために大切な栄養素がオンパレードです。

なかでも強調したいのが、「βカロテン」。

これは、緑黄色野菜に多く含まれる栄養素で、抗酸化作用があります。

ニンジンと並んで「緑黄色野菜の王様」といわれる、ほうれん草も栄養の塊で、βカロテン、ビタミンC、ビタミンE、葉酸、シュウ酸、鉄分などが含まれています。

抗酸化作用がβカロテンの2倍、ビタミンEの100倍あるといわれるリコピンを多く含んでいるのがトマトです。

自分の食を振り返ってみて、あまりとれていない栄養素があれば、その食材を食べることからはじめましょう


食事以外でも、老化を防ぐ方法として、サプリメントがオススメです。

老化を防ぐサプリメントといえば、最近話題のコエンザイムQ10です。

コエンザイムQ10は、生命活動の根幹に関わる物質で、しかも、活性酸素から体を守るもっとも大切な抗酸化物
質のひとつです。

また、.細胞活動を支えるエネルギーを生産するときにもなくてはならない物質なのです。

コエンザイムQ10のピークは20歳台で、80歳台の心臓や肺では、20歳台の半分程度、40歳台ですら2~3割減少
します。

単純に考えれば、コエンザイムQ10の数が半減するということは、その細胞のエネルギー生産能力が確実に低下することを意味します。

コエンザイムQ10が老化のカギをにぎる物質と考えられる理由です。





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