A.最近の研究で、睡眠不足と肥満に関係があることがわかってきました。

睡眠不足は、生活習慣病を引き起こし、老化を促進する。

それだけでなく、最近の研究で、睡眠時間と肥満に関係があるということもわかってきました。

3歳児の場合、両親が肥満だと、しばしば子どもも肥満になりがちなのですが、睡眠時間が短いとやはり肥満が多くなるというのです。

6~7歳児では、夜更かしや少ない睡眠時間が肥満に影響する因子として重要だということもわかっています。

ドイツでもまったく同じデータがでています。

ついでに、思春期の肥満に最も関係の深いのは、「3歳のころ時間を決めずにおやつを与えられていたこと」「1歳6ヵ月のころ、室内で一人遊びをしていることが多かったこと」の2つでした。

なぜ睡眠時間が少ないと肥満をもたらすのか、という直接の因果関係は、はっきりはわかっていません。

夜更かしをすると、夜食などを食べることが増えるのではないか。

夜更かしだと、どうしても朝寝坊になり、朝食抜きになりやすいから。

睡眠時間が減ると、夕方に減ってくるコルチゾールというホルモンの減りが悪くなるので、それが関係しているのでは、といろいろな関係が考えられますが、確かな生活リズム、屋外での活動が肥満を予防するということは見逃せないポイントでしょう。

やはり、規則的なリズムが、子どもの心身の発達に欠かせないのではないでしょうか。

また、最近の研究で、睡眠不足では脳の視床下部に「もう食べなくていい」という、食欲を抑制する情報を伝える、レプチンというホルモンが減って、反対に食欲増進の働きがあるグレリンというホルモンが増え、体重が増加するという研究結果もあります。

では、レプチンとグレリンをコントロールする方法はあるのでしょうか?

1つ言えることは、睡眠をしっかりとること。

睡眠時間とグレリン、レプチンの血中濃度を比較調査する研究で、睡眠時間が短い人ほど、食欲を刺激するグレリンが多く、食欲を抑制するレプチンが少ない、つまり過食を招きやすい状態である、という研究結果があります。

規則正しい生活が大事だというのは、単に美容や健康上の理由だけではなく、「過食を防ぎ、ダイエットの成功確率を高める」という意味でも重要です。

しかし、現代社会では、塾に通ったり、スマホなどの普及などで、子どもが寝る時間が短くなっているのが現実です。

そこで、対策として、睡眠の質を高めることが重要になります。

睡眠の質を高めるには、L-テアニンを摂取することをオススメします。

L-テアニンは、リラックス効果、睡眠改善効果などがあり、睡眠の質を高めるには、非常にうれしい成分といえます。

L-テアニンを200mg摂取すると、すっきり爽やかな朝をサポートしてくれることが証明されています。

子どもの寝不足解消法

決まった時間に寝ること

「子どもは放っておいても、夜になれば眠くなって寝るものだ」と思っている人が、けっこういるみたいですけれど、それは間違い。

親がテレビを見ている横で「寝なさい」っていっても、子どもはなかなか寝たからないでしょう。

編者による「都市生活における家族の睡眠の現状」という調査でも、両親ともに睡眠が規則的なら子どもの睡眠も規則的になり、親が夜型の家庭では、子どもも夜型になるという結果が出ています。

言われてみれば、当然ですよね。

しかし、自分が子どもだったころのことを思い出してみてください。

夜8時には寝ていませんでしたか? そのころと比べて、今の暮らしはどうでしょう? 自分たちの都合を優先して、大人のリズムに子どもを巻きこんだ生活をしていませんか?

小さいうちから「もう朝だから起きようね」「もう夜だから、おやすみなさい」と仕向けてあげなくては、子ども一人の力では生活習慣を身につけることができないのです。

それに、子どもにとっての眠りは、大人の眠りとは違う意味でとっても大切。

特に、乳幼児期に、睡眠と覚醒のリズムをしっかり作ってあげられるかどうかということが、その後の子どもの成長を左右するといっていいくらい重要なのです。

人の体内時計は、大多数の方で24時間より長いリズムをきざんでいます。

毎朝決まった時間に起きて、夜も時間を決めて寝かさなければ、体のリズムは必ず、後へ後へとずれていってしまいます。

夜更かしの朝寝坊のほうが楽にできるようになっているのです。

もし、少しでも思い当たることがあれば、毎日の生活を見直してください。私たち大人も、夜遅くまで起きていれば、睡眠不足になって、朝起きるのはつらくなってしまいますね。

子どもだって同じ。しかもその結果、午前中ボーっとして、動けない↓運動不足になる→食欲が出ない→食習慣がつかない→体調不良→生活習慣病予備軍に→脳の発達が妨げられる→イライラする↓問題行動が現れる。

そんな悪循環に陥ってしまうことが考えられます。睡眠が足りないということが、人の体と心にどれだけ影響を与えてしまうか、ということを知ってください。

子どもを寝かしつけるのってけっこう大変です。

でも、がんばって。昼間なるべく子どもを外に連れ出して、体を動かしましょう。

そして、夜は、決まった時間に寝る習慣をつけてあげましょう。

子どもに睡眠と覚醒のリズムを整えてあげられるのは、一緒に暮らす親しかいません。

お父さん、お母さん、子どもを決まった時間に寝かしつけるのは、親の大事な仕事です。

朝の光は必ず浴びる!

子どものころ、「明日運動会だから、早く寝なさい」といわれて、いつもより早く寝ようとしてもなかなか寝つけなかった、なんていう経験ありませんか? いつもより早く寝るのは、遅くまで起きていることより、ずっと難しいのです。

そこで、発想を変えて、ふだんより30分早く起こしてみてください。

そのとき、カーテンを開けて朝の光を人れましょう。

寝室に朝日が人らないなら、なるべく入る部屋に寝かせてあげてください。

それが無理なら、窓を開けて照明をつけましょう。日の光が一番効果的ですが、電気の明かりでも効果はあります。

とにかく明るくしてしまう。

最初は、ぐずぐず機嫌が悪いかもしれません。

怒って布団をかぶってしまうかも。

そしたら、布団をはがしてしまうくらいの勢いで、実行しましょう。

この方法は、自然の摂理にもかなっています。

約25時問周期でまわる体内時計と24時間でまわる地球時間との差を毎日リセットする手がかりが朝の光なのです。

私たちは、朝の光を浴びることで、自動的に体も心もリセットされて、「今日も1日がんばるぞ」という元気が出てくるようになっているのです。

体内時計は目のちょうど後ろにあり、朝の光を浴びることで、体のさまざまなリズムを整える働きをしています。

しかも、この働きは体温のリズムとリンクしています。

体温は、明け方が一番低く、夕方に一番高くなります。

一番体温が低くなる朝に光を浴びると、私たちは、遅れがちな体内時計を進めて、地球時間に合わせることができるのです。

逆に体温が下がりきらない夜中に光を浴びてしまうと、体はまだ昼だと勘違いして体内時計が後ろにずれてしまいます。

だから、夜遅くまで明るいところで起きているとよくないのでしたね。

この状態を放っておくと、体の中のリズムがそれぞれ勝手に動き出してしまいます。

そうなると体の調子も悪くなり、疲れやすく、食欲も落ち、集中力がなくなってしまいます。

体を作り、いろいろなものを吸収して、成長していかなければならない子どもがそんな状態では、心身ともに健康に育つことができません。

今までの生活習慣を変えるのですから、最初は大変です。

でも、あなたの子どもが、将来ちゃんとした大人に育つために必要なことだと、強く心に刻んでぜひ続けてみましょう。

今からでもけっして遅くありません。

もし、睡眠のリズムが乱れて、寝つきが悪くなっていると思われるなら、思い切って早起きから始めることです。

そして、もっと朝の光を浴びること。早起き早寝を心がけましょう。





このページの先頭へ